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ペデから入るクレオ駐輪場
毎週一言(8)           05年3月20日
     ペデから入るクレオ駐輪場
駅前キュートの開店日とこれに続く休日には、クレオスクエアと呼ばれた一帯は大賑わい、つくば市発展の一断面としてまことに喜ばしいことではありますが、交通手段について重要な問題も見受けられました。このうち、自転車駐輪について指摘します。
駅前周辺の2階部分を構成するペデストリアンは、北は筑波大学から南は赤塚公園に至るまで公園通りとして歩行者及び自転車の専用道路及び広場になっています。幹線道路とは立体交差なので歩行者も自転車も安心して通行することが出来るようになっています。駅近辺では、中央図書館、エキスポセンター、カピオ、国際会議場などの出入口に面し、ノバホール、クレオ商店街などには2階部分から出入りできます。
環境問題、とくに地球温暖化防止への寄与、そして交通安全の見地からも、このような完全立体交差は、現代にふさわしいものであり、自家用車利用から公共交通、歩行・自転車利用への転換を促すために、ますますペデ利用の利便性を向上させなければなりません。
ところが、従来から公営駐輪場は1階部分にしかなく、しかもペデ道路とは階段でしが接続していなかったため、長い間その非が責められていました。これに応える改善もなく、ペデ道路が自由駐輪場になっていたのは理由のあることです。
キュート開店を契機として、つくば市条例による自由駐輪が禁止されました。それと引き替えにペデ道路と同じ平面に十分な容量のある駐輪場が設けられるべきです。たしかにキュート脇に駐輪場ができたのですが休日の日中は200台を超える自転車で満杯、整理員が下の1階へと追いこんでいました。1階でもジャスコ前の駐輪場は2階から追われた自転車も加わって300台以上の自転車があふれかえり、止めることができずに茫然とする子供たちもいました。
環境政策を別としても、利用度対コストを考えてみるならば、土地利用も含めて、億単位の駐車場建設費用と予想される経営赤字と比較して、駐輪場建設がいかに安上がりかは自明でしょう。駐車場経営については、いずれ情報公開による説明責任が問われます。
駐輪場の容量不足は計画責任でもありますが、条例提案に先立って利用者の声を聞いているのでしょうか。必要なことは駐輪禁止ではなく、言葉どおり、日をまたぐような放置禁止です。
そして直ちに可能な改善手段は、2階部分のペデ内に秩序ある自由駐輪場を復活することです。
| つくば市長への手紙 | 02:52 | comments(0) | trackbacks(0) |
地名は大事に(1)
毎週一言(7)           05年3月13日
       地名は大事に(1)
当世におけるカタカナ語の氾濫には目を覆いたくなるものがある。それも新しい概念、新しくお目見えする物、製品につけられるならまだしも、固有名詞につけられる奇妙なカタカナ語には、ただ閉口するばかり。
中部国際空港に『セントレア』という愛称がつけられた。これは、愛称、略称、つまり副題であるからかまわない。しかし、この南側に位置して合併が予定されていたまち、美浜町と南知多町が何と『南セントレア市』と命名されようとした。これに怒った住民が、住民投票で命名ばかりか合併まで否決してしまった。合併の是非は別としても、このような命名をしようとした首長にノーを突きつけた住民の判断には敬意を表するものである。
市町村合併といえば、合併前の地名から漢字を一つづつとってつなぎあわせるという、およそナンセンスな名称になったところが少なくない。地名がそのままの形で引き継がれるのならまだしも、語呂合わせで旧地名のひと文字だけが残っても何の意味もないだろうに。
『つくばエクスプレス』という名称もあまりいただけないが、『つくば』という固有の地名は沿線広域を表わしたものとして妥当である。『エクスプレス』というのは、固有名詞ではなく、「高速鉄道」の訳語がからいいだろう。
 ところが『研究学園』、『万博記念公園』,『みどりの』という駅名、これは何だろう。およそ個性がなく土地の名とは縁もゆかりもない名称である。ここにあげた各駅周辺は、どれもこれも立派な地名をもっている。それぞれ、『葛城』、『島名』、『萱丸』である。
『研究学園』というのは、研究所群、筑波大学など新しく建設されてきたつくば市の中心部分全域を表した呼称である。しかも葛城周辺に研究学園が密集しているのでもなく、むしろ住宅地、これを補う商業地として、これから開発される土地であり、つくば市の研究学園部分と比較すれば、むしろ研究学園とは縁の遠い部分である。
『万博記念公園駅』から『科学万博記念公園』までの距離は1000メートルほどもあり、しかも鉄道開業時には直結する道路が造られる予定もない。そもそもこの公園は、つくば市内にある目玉の公園、洞峰公園、茎崎運動公園、赤塚公園などと比べて見劣りがする位のものであり、取り立てて宣伝することでもない。むしろ周辺は沿線開発による新しい「まちづくり」が予定されている。     (続く) 
| つくば市長への手紙 | 03:08 | comments(0) | trackbacks(0) |
広報紙の有料広告掲載
毎週一言(1) 05年1月28日
広報紙の有料広告掲載
(1)品格の視点
近頃は、電車や路線バスなどの車体にまで広告が掲載されるような時代となった。公共の場にさらされる広告には様々なものがあり、ためになる情報、面白い表現もあるが、いかにも目障りなものも少なくない。
市の広報紙が、政治や宗教のプロパガンダや公序良俗に反する広告を掲載しないのは当然過ぎる事だが、いかにも品格を落とすような広告も拒否しなければならない。むしろ、市民生活の向上に有用なもの、中立・公正なキャンペーンをはるもので、しかも、その表現形態が芸術性が豊かであるとか、ユーモア度が高いとか、品格を向上させるものを積極的に推奨するべきである。公正と品格を守るためには厳重な審査が必要になるが、それには相当の覚悟が必要であろう。
 審査は行政による検閲と見まがわれることがあってはならないし、逆に行政が不公正に利用されてはならない。第三者による審査会を設けることが絶対の条件になるが、審査会には学識経験者だけではなく、公募された市民が一定の比率(例えば40%)で含まれなければならない。審査会には審査基準を制定するという困難な作業がある。制定後は、完全公開のもとでの個別審査を行うことが必要である。
例えば、関鉄バスが、鉄道TXの開通に合わせて新設する路線を市民に周知させ、かつ不急不要なマイカー利用から公共交通利用を促すというような広告は、市の広報紙に掲載させる格好の対象であろう。
(2)財政の視点
財政の視点からは、出版経費と見込まれる広告収入とを明らかにしなければ意見の出しようがない。
しかし、広報紙面を減少させるという発想は本末転倒である。中途半端な10ページ建てよりは12ページ建てにして増頁分を広告に充てるという計画ににしなければいけない。経費については、編集印刷費のほかに配布経費の増分も比較対照しなければいけない。
(3)職員責任の視点
 広報紙(1月15日号)に提示された広告掲載のメリット3、4項は広報広聴課の無能ぶりを自己宣伝しているようなものだ。このような紙面向上は、広告に頼らずとも職員の努力で可能なことだからである。
諸業務を外注して財政負担を軽くするという発想があるが、職員数が減るのでなければ意味がない。むしろ余る人材を活用して、編集企画などはギリギリまで職員の手で行い、外注費の節減を図ることが、広告掲載よりも先決だろう。 


| つくば市長への手紙 | 13:06 | comments(0) | trackbacks(0) |
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